エルミタージュ美術館展

広島県立美術館でやっているエルミタージュ美術館展に行ってきました。フランドル絵画のテニールスの絵が特集されていました。17世紀のオランダ農村部の生活を大きな画面に生き生きと書き込んでいて、絵画に登場するかなりの数の人物をその一人一人をじっくりと見て、当時の生活を想っていく楽しみを発見しました。またヴァン・ダイクの肖像画は貫禄の名品でした。
 一般展示で、アレクサンダー・カーノルトの静物を見たのですが、これは良かった。机の上に植物と花瓶、コップ、本がある、ただそれだけなんですが、独特の存在感を画面から漂わせていました。